エピゴーネン双書

■物語は1961年、枢軸国が勝利した世界のナチスドイツ親衛隊102研究所にペスト医師シュナーベルが着任したところからはじまる。 研究所では人をゾンビ状態にする謎の菌類・通称〈風切羽〉の研究を進めていた。が、シュナーベルによって研究所は壊滅。エイル・v・ゾンマー所長は復讐のためシュナーベルを追いはじめる。 一方で、シュナーベルと同行する〈風切羽〉の罹患者ミア・ゾラックの存在を関知した大日本帝国のスパイ〈ちとせ〉も追跡を開始。 患者を治療したいシュナーベル、アメリカに逃げたいミア、〈風切羽〉を手に入れたい〈ちとせ〉、シュナーベルに復讐したいエイル所長と、四者四様の思惑が入り混じる傍ら、世界にはペストの流行の兆しが見え始める。── って感じの話です。 具体的には https://www.pixiv.net/artworks/90323226 https://www.pixiv.net/artworks/91141056 こちらで公開しているナチスまんがの六話目までに、登場人物紹介＆あとがきを追加したものになります。 ■A5、本文104ページ。